ビジターステッチング
属性とエンリッチメントを使用して豊かな顧客プロファイルを作成する方法を見てきたので、次に、アイデンティティ解決とビジターステッチングを通じて顧客を特定する方法を見ていきましょう。
これまでに収集したデータは匿名で、顧客の異なるブラウザやデバイス間で断片化されている可能性があります。このデータをどのようにまとめて顧客の完全なプロファイルを作成するか見ていきましょう。
アイデンティティ解決
アイデンティティ解決とは、顧客が匿名でブランドと関わるさまざまな方法を指し、その行動を既知の顧客に関連付けることを指します。ほとんどのサイトやアプリは、ユーザーが自分自身を特定する(ログインするか購入を完了するなど)まで、未知のユーザーを追跡しようとします。
AudienceStreamは、各顧客の一意の識別子を保存するために使用される特別な属性であるビジターIDを提供します。ユーザープロファイルにビジターIDを設定すると、未知のユーザー(匿名)から既知のユーザーへのアイデンティティが解決されます。
ビジターステッチング
顧客データが様々なデータソース(携帯電話、タブレット、ラップトップ、デスクトップコンピューターなど)からAudienceStreamに流れ込むと、各チャネルごとに別々のビジタープロファイルが維持されます。しかし、顧客のアイデンティティが2つ以上のチャネルで解決されると、ビジターステッチングと呼ばれるプロセスが自動的に各プロファイルの属性を組み合わせて新しいマスタープロファイルを作成し、それが他のプロファイルを置き換えます。この強力な機能により、既知の顧客のクロスチャネルプロファイルが作成されます。
次へをクリックして、ビジターID属性と設定時に考慮すべきことについて学びましょう。
最終更新日 :: 2024年April月11日