SendGrid受信Webhook構成ガイド
この記事では、SendGridデータソースを使用してSendGridアカウントにWebhookを作成し、Tealiumに対して実行可能なイベントを送信する方法について説明します。
前提条件
- SendGridアカウント
- EventStream/AudienceStreamアカウント
仕組み
SendGridは、指定したエンドポイントに対して送信リクエストを送るWebhook APIを提供しています。これらのリクエストは、EventStreamに対するプッシュ通知のように機能し、SendGridアカウントで何が起こったかを通知します。UDHでSendGridデータソースを追加すると、SendGridアカウントでイベント通知を構成するために使用するユニークなエンドポイントが生成されます。
SendGridデータソース
SendGridデータソースは、SendGrid構成でHTTP POST URLとして使用するためのユニークなURLを生成します。生成されたURLは以下の形式になります:
<https://collect.tealiumiq.com/integration/event/ACCOUNT/PROFILE/DATA_SOURCE_KEY>
Tealium Customer Data HubプロファイルにSendGridデータソースを追加する方法については、Data Sourcesを参照してください。データソースを追加し、接続したら、プロファイルを保存して公開します。
SendGridの構成
データソースエンドポイントを取得したら、SendGridアカウントに移動してWebhookを作成できます。
- SendGridに移動し、Settings > Mail Settingsに進みます。
- イベント通知をオンにします。
- HTTP POST URLフィールドにデータソースエンドポイントを貼り付けます。
- 購読したいイベント通知を選択します。
- 右上のチェックマークをクリックして、これらの更新を構成に保存します。
イベントと属性
すべての受信SendGridイベントは自動的にsendgrid_
でプレフィックスとアンダースコアが付けられたイベント属性に変換されます。例えば、SendGrid Webhookはsmpt-id
属性をTealiumに送信し、それがsendgrid__smpt_id
(すべて小文字)に変換されます。
SendGridが生成するWebhookイベントと属性の完全なリストは以下を参照してください:
イベント属性 | タイプ | 例 |
---|---|---|
sendgrid_asm_group_id |
数値 | 10 |
sendgrid_attempt |
文字列 | “5” |
sendgrid_category |
文字列 | “cat facts” |
sendgrid_email |
文字列 | “example@test.com” |
sendgrid_event |
文字列 | “processed”, “dropped”, “delivered”, “deferred”, “bounce”, “click”, “spamreport”, “unsubscribe”, “group_resubscribe”, or “group_unsubscribe” |
sendgrid_ip |
文字列 | “255.255.255.255” |
sendgrid_reason |
文字列 | “500 unknown recipient” |
sendgrid_response |
文字列 | “400 try again later” |
sendgrid_sg_event_id |
文字列 | “sg_event_id” |
sendgrid_sg_message_id |
文字列 | “sg_message_id” |
sendgrid_smtp_id |
文字列 | “<14c5d75ce93.dfd.64b469@ismtpd-555>” |
sendgrid_status |
文字列 | “5.0.0” |
sendgrid_timestamp |
数値 | 1513299569 |
sendgrid_url |
文字列 | “http://www.sendgrid.com/” |
sendgrid_useragent |
文字列 | “Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.1; Windows XP; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727)” |
最終更新日 :: 2024年March月29日