何を予測するかを決定する
この記事では、Tealium Predict MLでターゲットとする属性、除外する属性、出力する属性について説明します。
モデルを定義する際、Tealium AudienceStream CDPプロファイルの各属性が自動的にレビューされ、予測したいアクションに対する予測関係を持つトップの属性が決定されます。
ターゲット属性
ターゲット属性は、Tealium Predictモデルで予測したい訪問の行動を表すAudienceStream属性です。例えば、ブール型の訪問属性「Has Purchased」では、trueの値は訪問中に購入イベントが発生したことを示し、falseの値は訪問中に購入イベントが発生しなかったことを意味します。
ターゲット属性は、ブール型/フラグまたはバッジタイプの属性であり、訪問または訪問のスコープでなければなりません。
訪問スコープのブール属性をターゲットとして使用することをお勧めします。訪問の開始時にこの属性をfalseに構成し、訪問中にターゲットイベント(例えば、購入イベント)が発生したときにtrueに構成します。
また、既にそのような属性を持っていない場合、上記で述べたターゲットブール属性を構成する同じルールで1つ増やした訪問数属性を追加することをお勧めします。
除外属性
モデルに関連性のない属性を除外することができます。どの属性タイプを除外するかを決定する際には、まず属性を除外せずにモデルを初期の洞察のために訓練することをお勧めします。
除外属性を含まずに訓練することで、モデルが最も関連性が高いと判断した属性についての洞察を得ることができ、将来のモデル訓練を助けるために新しいAudienceStream属性を導入することを検討するきっかけになります。
例えば、初期の訓練の後、訓練期間外に発生する値を持つ属性を除外することができます。このような属性を除外した後、再訓練時のF1スコアの結果は低くなるかもしれませんが、デプロイされたモデルはより良い結果を出します。
- 訪問日や購入日に基づく属性。これらの属性は訓練期間外では値を繰り返しません。
- ユーザーIDやアナリティクスIDなどのユニークなユーザー情報に基づく属性。これらの属性は訓練期間外の他のユーザーには適用されません。
出力属性
出力属性は、新しいモデルが作成されるときにデフォルトで作成されます。これは、対応するデプロイモデルによって生成された予測値を格納する数値の訪問スコープのデータレイヤー属性です。
最終更新日 :: 2024年March月29日