Crash Reporterモジュール
アプリケーションのクラッシュトラッキングイベントを提供します。
要件
- Tealium for Android(5.0.0以降)
インストール
Crash ReporterモジュールをMavenによって、または手動でインストールします。
Maven
Crash ReporterモジュールをMavenによってインストールするには:
- プロジェクトの最上位の
build.gradle
ファイルに、次のMavenレポジトリを追加します。
// Top-level build file where you add configuration options common to all sub-projects/modules.
allprojects {
repositories {
mavenCentral()
// Tealium Maven repo directive
maven {
url "https://maven.tealiumiq.com/android/releases/"
}
}
}
- プロジェクトモジュールの
build.gradle
ファイルに、以下のようにMavenの依存関係を追加します。
dependencies {
// only add if not already present
implementation 'com.tealium:library:5.8.0'
// add crash reporter to list of dependencies
implementation 'com.tealium:crashreporter:1.1.0'
}
手動
Crash Reporterモジュールを手動でインストールするには:
-
Tealium Crash Reporterモジュールをダウンロードします。
-
ファイル
tealium.crashreporter-1.1.0.aar
をプロジェクトの<PROJECT_ROOT>/<MODULE>/libs
ディレクトリにコピーします。 -
Tealiumライブラリの依存関係をプロジェクトモジュールの
build.gradle
ファイルに追加します。
dependencies {
implementation (name:'tealium.crashreporter-1.1.0', ext:'aar')
}
初期化
Crash Reporterモジュールを次の例に示すように初期化します。
Tealium.Config config = Tealium.Config.create(application, "ACCOUNT", "PROFILE", "ENVIRONMENT");
//Enable Crash Reporter
CrashReporter.initialize(BuildConfig.TEALIUM_MAIN, config, true);
//Standard Tealium instance
Tealium.createInstance("INSTANCE_NAME", config);
トラッキングされるイベント
Crash Reporterモジュールを初期化した後は、モジュールによってクラッシュデータが自動的にキャプチャされます。スレッドが突然終了した場合は、 .uncaughtExceptionHandler()
が呼び出され、クラッシュ情報がディスクに保存されます。次回起動時に、保存されたクラッシュ情報が他のイベントとともにディスパッチされます。
クラッシュイベントはtealium_event="crash"
としてトラッキングされます。
Crash Reporterは単一インスタンスコールです。チェーンハンドラーは現在サポートされていません。
データレイヤー
Crash Reporterモジュールでは、イベントの次のクラッシュ属性を送信します。
変数 | 型 | 説明 | 例 |
---|---|---|---|
crash_cause |
String |
例外の種類 | java.lang.RuntimeException |
crash_count |
Number |
インストール以降クラッシュのたびに増分されるカウンター | 1 |
crash_name |
String |
例外メッセージ | "Connection refused by server" |
crash_threads |
[String] |
スレッドIDやスタックトレースなど、クラッシュしたスレッドのデータを含むJSON文字列の配列 | ['{ "crashed": "true", "state": "RUNNABLE", "threadNumber": "1", "threadId": "main", "priority": "5", "stack": [ { "fileName": "MainActivity.java", "className": "com.tealium.libraryproject.MainActivity$1", "methodName": "onClick", "lineNumber": "38" }] }'] |
crash_uuid |
String |
各クラッシュイベントの16文字の一意ID | 3c91d707-949e-445f-8ad1-4d6e200bfd6f |
統合
APIリファレンス
Crash Reporterモジュールのメソッドの完全なリファレンスについては、Tealium SDK for Android APIのCrashReporter
クラスを参照してください。
最終更新日 :: 2018年November月7日