CMP プラグイン
Tealium iQ Tag Management で同意管理プラットフォーム (CMP) を統合して、管理対象のタグのプライバシー構成を実行する方法について説明します。
CMP プラグインは、拡張マーケットプレースにおけるベンダー別のソリューションで、Tealium iQ のインストールと CMP のインスト―ルを統合を容易にするものです。
CMP プラグインには、以下のメリットがあります:
- 2 つのソリューションを統合する時間を減らすための簡単なインポート ツールであること。
- CMP からの同意ステータスに基づくタグのトリガを強固に実行すること。
- CMP から同意データをサーバー側に配信すること。
仕組み
CMP プラグインは、CMP で構成されたデータ処理サービスと Tealium iQ で構成されたタグとの間でマッピングを作成するものです。プラグインは、Tealium iQ に CMP 構成をインポートし、一または複数のタグに各サービス名をマッピングすることを容易にするヘルパー ツール、通常はブックマークレットを提供します。
マッピングの構成が完了しサイトにデプロイされると、管理対象のタグは、CMP とユーザーのインタラクションに基づきトリガされます。
CMP 統合は、以下の部分に分かれます:
- サービス マッピング サービス マッピングは、CMP サービス名を、管理対象のタグに関連付けます。リンク済みのタグは、関連する CMP サービス名が同意された後でないとトリガされません。
- データレイヤー統合
CMP からの同意ステータス変数は、各トラッキング コールの データレイヤーオブジェクト に追加されます。変数名は、
<cmp name>_<variable name>
形式で表示されます。たとえば、Usercentrics からの同意済みサービス名の配列は、usercentrics_services_with_consent
となります。<cmp name>_services_with_consent
- 同意済みサービス名の配列。<cmp name>_consent_type
-explicit
またはimplicit
同意種類。
要件
Tealium iQ Tag Management と統合するには、CMP で構成される各データ処理サービスに関して、以下の同意ステータス情報が利用可能になっていなければなりません。これらは、通常は、ページ内でグローバル JavaScript 変数または方法として、以下のとおりアクセスされます。
- サービス名 - 同意が適用されたサービスに対応する一意の名称。
- 同意ステータス - サービスに対応する同意のステータスであり、
true
は、同意が付与済みであることを示し、false
は、同意が未付与であることを示します。 - 同意メソッド種類 - 同意が取得されたメソッド (
implicit
またはexplicit
)。
Tealium への同意データの送信
クライアント側での同意の収集と実行に加えて、CMP 統合は、同意ステータスを、サーバー側コネクタを使用する他のベンダーにも送信することができます。
お客様の CMP Webhook コールバックをサポートしている場合には、アップデートを HTTP API エンドポイントに送信することによって、Tealium との統合を拡張することができます。こうしたイベントは、サーバー側で処理されますが、Tealium EventStream、AudienceStream、および DataAccess を用いる他のベンダーにおいてアクティベートすることができます。
CMP が Webhooks をサポートしていない場合には、Tealium に連絡して、担当のプロダクト チーム、エンジニアリング チームと連携して、統合をフォーマライズしてください。
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最終更新日 :: 2024年March月29日