ユースケース - 製品データの補完
以下は、ホストされたデータレイヤーを使用してページに新しいデータレイヤー変数を追加する方法を示すユースケースです。
- あなたのウェブサイトで販売している製品の情報データベースがあります。
- “ID”、“Price”、“Name"などの基本的な製品属性は、ウェブアプリケーションで容易に利用でき、現在はページのデータレイヤーに記入されています。
- ウェブアプリケーションで利用できないオフラインシステムには、“SKU”、“In Store Availability”、“Free Shipping Status”、“Brand"など、ページのデータレイヤーに追加したい製品属性が含まれています。
以下の手順は、このユースケースの実装プロセスを説明しています:
- ルックアップ変数の特定
ページ上のデータレイヤーにはproduct_id
が含まれており、これはオフラインデータの識別子でもあり、ルックアップ変数の良い候補です。 - ホストされたデータレイヤーオブジェクトの作成/アップロード
プログラムが作成され、オフラインの製品データをJSONデータファイルにエクスポートします。これらのファイルは、product_id
の予想される値に基づいて命名されます。
例えば、ページ上のデータレイヤーにproduct_id=["PRD123"]
が含まれている場合、一致するホストされたデータレイヤーファイルPRD123.jsが作成されます。各製品について別々のファイルが作成されます。 - ホストされたデータレイヤー拡張の構成
ルックアップ変数が特定され、ホストされたデータレイヤーオブジェクトがアップロードされた後、ホストされたデータレイヤー拡張が追加され、product_id
を使用するように構成されます。
ページ上のデータレイヤーにはproduct_id
のみが利用可能であるかもしれませんが、ホストされたデータレイヤーAPIを使用して追加の製品データをアップロードしました。ルックアップ変数は現在product_id
であり、これは製品識別子変数の値がホストされたデータレイヤーオブジェクトの名前を決定することを意味します。
以下は、エンリッチメントプロセスを適用した結果を示しています。
- ページ上のデータレイヤー
utag_data
{ "page_type" : "product", "product_id" : ["PRD123"] }
- ホストされたデータレイヤーオブジェクト
PRD123.js
{ "has_free_shipping" : ["0"], "has_instore_pickup" : ["1"] }
- マージされたデータレイヤー
utag.view({ "page_type" : "product", "product_id" : ["PRD123"], "has_free_shipping" : ["0"], "has_instore_pickup" : ["1"] })
最終更新日 :: 2024年March月29日